あの頃の生き様

先月末から、森理世さんの話題でもちきり。
帰国して、テレビでもネットでもよくみかけるのだけど
彼女から漂うオーラは、大会前のものよりも一層輝きを増していて
ただただ感心するばかり。
ダンサーという職業柄もあるのだろうけど
スタイルはもとより、立ち居振る舞いが
もう普通の女の子とは違っていて堂々としていて。
「自信はあった」というコメントも、
生意気なんて言葉が吹っ飛ぶほど憎めない。
だって、そういう言葉を受け入れるだけの風格が備わっているもの。
だから、「世界一の美女」なわけでもあるのだろうけど。

それにしても、彼女は２０歳なんだよな。

私が２０歳の頃って何をしてただろう。
大学に通って、それなりに勉強をして、
休日はバイトかけもちしながらいろいろ遊んで、
初めてパソコンを買ってインターネットを始めたのも２０歳だったな。
彼氏はいなかったけど、別に欲しいとも思ってなかった。
だけど恋はしたいと思っていた。
バイトでまとまったお金ができたらなんとなく京都にいってみたりとか。
通学時間が長かったのでかなりの量の本を買ったり読んだり。
雑学系知識はこの辺りで得ていたように思う。
目標もなく何かに挑むこともなく、なんて平和に生きていたのだろう。
ひとつの信念を持ってそれを成し遂げた彼女はとても輝いてる。
そういうところが、素敵。
そう思うのは、自分にないものだからだろうか。