オーバー・ザ・コンチネント

高校の友人と仕事帰りに名古屋駅で待ち合わせ。
前回会ったのは3月だったか。
彼女はドイツで仕事をしているから、会えるときには必ず会いに行く。
ここ暫くは仕事都合もあり帰ってくる頻度も多くて嬉しい。
ネットがあるから交流は途切れないけど、やっぱり直接会って話したい。

ここ数年の名古屋は２～３ヶ月みないうちに劇的に様変わりするので
彼女は帰ってくるたび驚いてばかり。
まあ、日本にいても驚いてばかりだったのでそんなものかと。
ミッドランドスクエアが出来て以来
なりを潜めているルーセントタワーに行ってみることに。
出来上がって半年程度経つし、ミッドランドスクエアの立地に比べたら・・・？なので
きっとレストラン街も空いているよ！と勝手に予想。
地下通路が通っているので雨でも濡れずにいけるのはいいのだけど
なにせ駅からの距離がそれなりにあるのと、
周囲に他のショップがあるわけでもないので
もうかなりオフィス棟の様相。
そして地下通路にはいろんな動物の絵が影のように描かれているのだけど
それが青や紫や黄や赤のライトで照らされている様子は
照明を落として雰囲気をてらったのだろうけど、逆に怖い。
噂によると、怖くて泣き出した子供がいたとかいないとか・・・？

予想通りどこの飲食店もそれほどの混雑はなく
会社帰り風な人たちでいい感じに賑わっていた。
ゆっくりできそうな居酒屋さんをチョイスし、お酒を酌み交わす。
といっても食事メインにしてしまってお酒は殆ど入らず。
近況を交えつつ仕事の話でなかなか盛り上がり。
そう考えると、一日の大半を仕事に費やしていることを改めて感じる。
彼女がドイツで生活するようになって３年が過ぎた。
専ら買い物がユーロ換算になっているところは
さすがＥＵ圏で生活するだけはあるかと。
仕事の話をするうちに、世界スケールで拠点を持つ企業の一員ならば
「ちょっと出張」といわれ、行き先に驚いていてはいけないことを悟ったかも。
たとえ行程表にドゥバイとかサンパウロとかマイアミとかスマトラとか書かれていても！
寧ろ行程どおりに移動するだけマシだともいう・・・？
3ヶ国語を操り、エリート営業マンよりも仕事をこなし
ジムに通い、草木を育て、個人ウェブサイトを更新する彼女。
とてもとても、かっこいい。
でも今日はそれにプラスして、綺麗になったように思う。
彼女の中で何かしらの変化があるのだろう。