ことばを巡るひとりごと。
有り余る女子力を胸に今日も私は生きている。
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母の日ということで実家へ遊びに行く。
途中、カーネーションとバラがアレンジメントされた生花を手にして。
籠入りだからそのまま飾れるしなかなかよさそう。
夕方には姉夫婦も花束を抱えてやってきて
花に囲まれて母上は満足そう。
夜はみんなで食事に出かけることに。
実家から車で15分程の料亭に行ったのだが
そこでも「母の日ですから」と女性陣にカーネーションのプレゼントがあり
更に花が増えて喜ぶ母上。
数年前まではひとつの家族だったけど
2人増えただけで3つの家族になった私たち。
寡黙な父と姉。お喋りな母と私。
接し方が偏りすぎてて窮屈な思いも相当たくさんしてきたけれど
それでもやっぱり大切な家族。
近くて遠い場所でそれぞれ暮らしていても
何かあればすぐに駆けつけられる、そんな距離。
6人で同じ卓を囲んでいるはずなのに
手を伸ばす料理はバラバラ、飲み物もバラバラ、会話もバラバラ。
お酒がいい感じで入ってきて上機嫌な父上は義兄に絡み始め
母上は料理の味付けが自分好みじゃないと文句を言い出し
そんな様子を眺めながら姉と私は久々に語らう。
ダンナはそんなバラバラ家族をうまく繋いでくれている。
素晴らしき哉役割分担。真相はただのマイペースだけど。
両親が満足そうだったので、これでいいのだろう。
いつまでこんな生活ができるだろうか。
年齢的なこともありずっと元気でいてほしいと願う。
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